アークフラッシュの光触媒効果は各国の研究機関で実験を行い、性能を実証済みです。
光触媒による分解は炭素を含む有機物であれば対象を選ばず効果を発揮されるため、ウィルスの種類に関わらず一定の効果が期待できます。
ウィルスに突然変異が起こっても炭素を含んでいることに変わりないため、影響をほとんど受けないと考えられています。
光触媒はウィルスの外膜(エンベロープやカプシド)を分解して変質させることで活性を失わせます。
エンベロープを持たないウィルスは一般的にアルコールや石鹸などの消毒薬に対する耐性が強いとされていますが、光触媒はエンベロープの有無に関わらず対象の外膜を変質させてしまうので、エンベロープのあるウィルス同様の抗ウィルス効果があることが確認されています。
光触媒による殺菌や抗ウィルス作用は薬効成分による作用ではないため、薬効成分の溶出はありません。
食品としても安全性の認められている二酸化チタンによる光触媒は、お子様の部屋やペットのいるご家庭でも安心して使えます。
ただし、光触媒によるウィルス抑制にも弱点はあります。
それは分解されるのは光触媒と接触したウィルスだけであり、空気中を漂うウィルスを直接無害化することはできないことです。
そのため、効果を期待する室内の広範囲に光触媒加工を施したり、空気の流れを作るなどの工夫が必要です。
外膜(エンベロープやカプシド)はウィルスを覆う外側の膜です。
カプシドは全てのウィルスが持っていますが、カプシドの外側にもう1枚エンベロープという膜を持っているウィルスもいます。
このエンベロープはアルコールや石鹸、胃液などに耐性が低く、アルコール消毒や石鹸での手洗い、加熱などで活性を失わせることが出来ます。
エンベロープを持たないウィルスは仕組みが単純なこともあり、消毒薬や加熱、酸などに高い耐性を持ち、胃腸炎の原因になったりします。
一見エンベロープがない方が有利に見えますが、エンベロープは侵入した体内で免疫系の攻撃を回避する効果などがあり、一概に余計なものとは言えないようです。